小説 夏と罰 (上・下) - Sawako碎花/柿染Kakizome.mp3
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[00:00.000][00:00.700]作詞:傘村トータ[00:00.820]作曲:傘村トータ[00:01.230]編曲:傘村トータ[00:01.540]うだるような夏が身体を侵食していく[00:06.170]君を攫った季節が舞い戻ってくる[00:12.530]空は彩濃く[00:15.600]置き去りにされた僕だけが[00:18.810]この世界で風に揺れてそこに在った[00:25.210]君の飲み残しのような人生を[00:30.930]背負って生き続ける僕の身にもなれ[00:37.580]君が諦めてしまった世界で[00:42.160]一文にもならない懺悔を続けている[00:49.940]僕が手を離したあの一瞬を君は[00:56.030]僕に一生後悔させる気なんだね[01:02.360]思い出など何の意味もなさない[01:08.800]君の呪いのような寝顔の前では[01:41.320]神も仏も救いはもたらさず[01:45.000]永遠に裁かれない僕は瞼すら閉じられぬ[01:52.980]何も感じない心であるのに[01:59.830]焼け付くような痛みだけ残るのは何故[02:05.890]僕に慰めの機会など与えず君は[02:12.940]ただ夏を罰として刻んでいった[02:18.360]祭りの甘い林檎のような頬に手は届かぬ[02:27.720]この先一度として[02:34.280]それが冬であったならば[02:38.980]凍った声に諦めもつくだろうか[02:46.610]僕が手を離したあの一瞬を君は[02:52.860]僕に一生後悔させる気だとしても[02:59.230]それが本望であると受け入れてしまえば[03:06.240]君は二度と僕の元へ帰ってこない[03:11.840]君が好きだと僕が喉裂けるほど泣いても[03:24.950]
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