花の香 - キタニタツヤ.mp3
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[00:00.000] 作词 : キタニタツヤ[00:00.107] 作曲 : キタニタツヤ[00:00.215]生ぬるい土の匂い[00:04.209]靄がかった視界の奥に[00:11.123]あなたの横顔[00:15.135]鼻先をくすぐる[00:18.599]湿っぽい夜の芳香で[00:25.768]くらくらしたんだ[00:29.229]傾げた首、潤んだ目[00:32.406]はだけた肩に刻んだ青[00:36.121]紗幕の奥に潜んだ[00:39.851]やわ肌の上を[00:44.113]流れていく赤色に魅入られてしまった[00:50.754]汗ばんだその首筋に指を走らす[00:58.449]濡れそぼった花の香で緩んだくちもとに[01:05.360]垂涎 息を呑んだ[01:08.808]何もかも奪ってしまえたなら[01:13.594][01:27.962]薄闇に紛れて[01:31.687]垣間見た視界の奥に[01:38.606]踊る花一つ[01:42.315]帳を少し上げる[01:46.044]ガラスの眼に狼狽の色[01:53.231]壊れそうだった[01:56.886]傾げた首、潤んだ目[01:59.808]はだけた肩に刻んだ青[02:04.068]伸ばした手で触れた髪[02:07.248]かんざしを抜けば[02:11.229]その頬には紅色が頼りなげに点した[02:18.401]燻らせた紫煙の行方に不帰の影[02:25.584]ひたに揺れる花の香で誘われた先に[02:32.802]散瞳 目が眩んだ[02:35.995]その頬に光った滴一つ[02:40.532]茹だる夏の街灯、虫が集る夜に[02:54.909]ほどいた髪、濡れ烏 艶やかに香った
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