自分の中の景色 - otonari.mp3

自分の中の景色 - otonari.mp3
[00:00.00] 作词 : otonari [...
[00:00.00] 作词 : otonari
[00:00.40] 作曲 : otonari
[00:00:81]湿度を孕んだ夜の空気
[00:04:50]遠くの犬の吠える声だけが
[00:09:47]やけに鮮やかに響いてた
[00:16:01]チェンマイ郊外 木造りのゲストハウス
[00:19:08]エアコンもない部屋 木製のベッドに蚊帳
[00:22:52]天井で古びた扇風機が
[00:25:82]唸りながら ゆっくり回ってる
[00:29:64]最初はどこか落ち着かなくて
[00:33:07]不安さえ少しよぎった
[00:35:79]都会の快適さに慣れた身体は
[00:39:69]何もない空間に戸惑うばかりだった
[00:45:51]でも電気を消して 目を閉じたら
[00:48:94]胸の奥で何かがふっと灯った
[00:52:71]それはもう何年も感じてない
[00:56:85]遥か昔のタイムレスなFeel
[01:00:29]初めてなのに知ってる そんな不思議な感覚が
[01:05:39]静かに波のように寄せてきた
[01:14:67]聴こえてくるのは 風に揺れるヤシの葉のざわめきと
[01:19:78]どこかの家から微かに漏れるラジオの音
[01:24:28]それはまるで 子供の頃の夏休み 祖母の家で聴いた音
[01:30:70]体験したことないのに 確かにそうだと心が言うんだ
[01:36:93]タイの田舎町で嗅いだ土の匂い 屋台の炭火 汗ばんだ肌を撫でる風
[01:46:75]どれも初めてなのに なぜか懐かしいのはどうして
[01:56:01]きっと記憶の奥底に沈んでた感情の欠片が浮かび上がる
[02:03:69]言葉にしようとすれば逃げてしまうような 掴めないシルエット
[02:10:60]便利さもスピードも全部手放して やっと見えてくるものがある
[02:18:11]風で乾かしたシャツ ぬるい水で顔を洗う
[02:23:56]そんなシンプルな日々が 旅という時間を深く濃くするんだ
[02:30:21]気づけば旅の懐かしさは外にあるんじゃなく
[02:35:54]自分の中の扉を開けるキーなんだと分かった
[02:43:86]だから電気を消して 目を閉じる
[02:47:17]胸の奥で何かがふっと灯った
[02:51:01]それはもう何年も感じてない
[02:55:14]遥か昔のタイムレスなFeel
[02:58:58]初めてなのに知ってる そんな不思議な感覚が
[03:03:51]静かに波のように寄せてきた
[03:12:73]扇風機の風に包まれながら眠りにつく
[03:17:57]確かにタイにいたのに あの頃の日本の夏にもいた
[03:23:25]旅は身体の移動だけじゃない 自分の中を巡るReflection
[03:30:02]あの夜のこと 今でも鮮明に覚えている
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