月虹蝶 - 毅木/嘟嘟嘟嘟.mp3
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[00:00.000][滚动歌词by:咬大葱de蒴奈][00:10.991]「わたしは天から堕ちた蝶ですから[00:16.835]月の光に導かれ[00:19.413]いつかは夜に還らねばなりません[00:23.575]それでもアナタが狭間の夢を望むなら[00:28.721]胡蝶は想いに応えましょう」[00:32.646]そばにいてアナタはなれてよウソよ[00:40.190]恋をした少女わがままなお姫さま[00:47.971]欲しいのはすべて要らないわぜんぶ[00:55.613]うつつさえ覆う蝶のはばたき[01:02.804]宙(そら)に舞う七色の翅模様[01:09.318]ふたりしか知らない虹の中[01:17.473]「愛してる」ふたりで吐(つ)くウソゆれる蒼[01:24.653]毒電波の鱗粉は狂える甘い紫[01:32.680]「抱きしめて」ふたりが裂く繭冴える朱[01:39.925]一夜の夢闇夜の玉の枝(え)恋の静寂(しじま)に[01:49.520]「わたしお姫様だから欲しい物たくさんあるの[01:53.427]ぜんぶぜーんぶアナタが持ってくるの[01:56.584]どうか約束してくださいましね[01:59.951]離れ離れになる その時がくるまで……」[02:04.661]忘れてよイヤよ忘れないで好きよ[02:12.385]恋をする少女うるわしのお姫さま[02:20.173]知らないわ罪もあたえるの罰を[02:27.785]ぬばたまのあめ蝶のかがやき[02:35.121]動き出す時の針恋模様[02:41.422]「ふたりだけ」それだけでいいのに[02:49.460]「愛してる」ふたりで視た夢霞む蒼[02:56.836]宙(そら)に落ちる輪郭はふるえて祈る紫[03:04.789]「抱きしめて」ふたりが剥く傷したる朱[03:12.139]千夜一夜天女(てんにょ)の羽衣終わる予感に[03:21.446]「わたし、月に還らねばなりません[03:24.543]迷える子兎たちが[03:26.123]極彩色の帯を用意して待っています[03:29.018]わたしは、仮初めの躰(からだ)を捨て[03:31.353]地より花が枯れようと[03:33.296]天から病(やまい)が降ろうとも[03:35.095]天使の姿に戻るのです[03:37.252]「いいえこれ以上欲しいものは無いよ[03:40.685]仏様のありがたい鉢も世にも美しい貝殻も[03:44.981]色とりどりな玉の枝も決して燃えない鼠の衣も[03:49.208]龍の頸から取った宝玉も[03:51.710]「……なんで泣くんですかそれは卑怯です[03:55.430]蝶々は夢の象徴[03:57.182]愛なんて蝶が見せた幻想だと[03:59.324]わかっていたくせに[04:01.522]お月さまは馬鹿なふたりのこと見守っていたんです」[04:06.793]「まったく仕方のない人ですね[04:09.163]では姫の最後のわがまま聞いてくれますか[04:13.720]どうかどうか天が許してくれるのなら[04:18.087]夢から醒めてもわたしのことを[04:20.514]■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■[04:20.782]†昇天†」[04:22.500]かくしてた感情は雪模様[04:28.946]ふたりには儚く降り積もる[04:37.062]愛してたふたりが視た夢欠ける蒼[04:44.316]刻(とき)の残滓鱗片は幻夜の紫[04:52.391]抱きしめたふたりの唇溶けた朱[04:59.784]永訣の夜(よ)月光に煌めく翅の虹色[05:36.766]「好きだったよばいばい」
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