蛍灯語り - 霜月はるか.mp3
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[00:16.916]闇に瞬く明かりに惹かれ[00:23.803]穢れのなき蝶々が羽を休めた[00:31.131]現も夢も人の世のもの[00:38.177]終わりのなき因果に縛られる定め[00:45.763]絡めた小指を食んだその唇[00:51.740]紅く滲むは己の悲鳴なき後悔(ものがたり)[01:00.677]天と地の涯て[01:04.084]何処かで失った在りし日の影に囚われて[01:12.240]朝(あした)が視えないなら[01:15.053]宵の星でも照らせぬ魂よ[01:22.148]咎の灯をともして導きの蛍灯(ほたるび)となれ[01:45.913]月の隠れた此岸の畔[01:52.944]殻を捨てた蝶々は波に呑まれた[01:59.959]剎那も永久も変わらぬ世界[02:07.022]呟きなど虚しく泡に溶けてゆく[02:14.632]結い上げた髪が水底で解けて[02:20.944]濡れた文から匂うは墨跡の恨み言[02:29.896]誰かの聲に喚ばれて目醒めても[02:37.021]睡蓮の花の哀しみを救える術などなく[02:44.349]独り汀(みごわ)に佇む魂よ[02:51.412]せめて旅立つ命を見送れる蛍灯となれ[03:13.615]この手に停まるのは逝く宛てなき蝶[03:19.809]戻ることの出来ない道を示そう[03:28.700]もしも再び 真名を奪われても[03:35.825]空ろな虫籠(むしこ)を捨てられぬ[03:40.200]理由(わけ)など識れなくても[03:44.809]天と地の涯て[03:48.357]彷徨う蝶たちが嘆きの焰に浄められ[03:56.137]彼岸へ飛び立つまで[03:59.210]明けの星より耀く魂よ[04:05.950]愛しきひとの最期を見届ける蛍灯となれ
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