泥中の蓮 - mami/m@sumi.mp3

泥中の蓮 - mami/m@sumi.mp3
[00:18.546]ワン、ツー、ワン、ツー、スリ...
[00:18.546]ワン、ツー、ワン、ツー、スリー
[00:35.516]
[00:36.289]曖昧だと信じたものも
[00:40.741]きっと形があるわ!
[00:43.344]正しさから乗り違えたら
[00:48.019]二度と戻りはしないわ
[00:50.609]
[00:50.870]須らく また移ろうことを
[00:55.293]皆忘れているのだろう
[00:58.126]恨み 嫌い 笑うまにまに
[01:02.553]ふいに露と消えるわ
[01:05.155]
[01:05.425]いつも言葉にならぬ気配は
[01:11.411]暗い底からやって来ます
[01:15.599]
[01:16.614]乾涸びた私に接木を
[01:20.022]優しく編んでくだされば
[01:23.136]二度とただ折れずに
[01:27.338]育てるでしょう
[01:30.998]悲しさはまた横たわり
[01:34.633]背中にそっと手をかける
[01:37.701]触らないで 見つけないで
[01:46.366]淀んでいくから
[01:46.878]
[01:47.413]私たち簡単になくなるものを
[01:49.469]どうしてこんなに大切に抱えているのでしょう。
[01:53.616]割れることを怖れるなら壊して仕舞えばいい、
[02:01.420]別れることが悲しいなら離れて仕舞えばいいのに。
[02:08.171]落ちる速度に身をまかせることは簡単で、
[02:11.019]沈む招の底は生温かく浮かぶ地上より心地よいのです。
[02:13.118]-『奈落論』 より引用-
[02:13.878]
[02:14.128]他人の手にあるものが全部
[02:18.781]善く見えるのは何故だ?
[02:21.366]どうしようもなく虚しい夜さ
[02:25.806]僕のそばにいないか
[02:28.682]
[02:28.940]いつも言葉にできぬ気配は
[02:34.919]雨のように落ちて来ます
[02:44.619]
[02:46.185]何も厭わないのに誰ぞ
[03:16.251]
[03:19.073]草臥れたわたしにそっと
[03:22.649]甘いお水をくだされば
[03:25.785]きっとただ迷わず
[03:29.675]進めるでしょう
[03:33.588]悲しさはまた広がって
[03:37.224]やがて視界を奪ってく
[03:40.076]恐れないで 惑わないで
[03:44.464]息をしてたい
[03:47.333]
[03:50.226]このまま
[03:54.592]繰り返しただ うなだれて
[03:59.035]終わるのでしょうか
[04:02.648]悲しさがまた根を張って
[04:06.293]淡い期待を掬っても
[04:09.707]愛しさを嗅ぎ分けて
[04:13.379]歩いてゆくでしょう
[04:17.532]生きてゆくでしょう
[04:20.386]
[04:20.899]生きていいでしょう
[04:28.227]
[04:30.050]奈落の淵へ
[04:35.745]夜を越え違い地上から
[04:43.279]いま叫ぶ声が
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