一夜分の命に - ユキニフル.mp3
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[00:00.00] 作词 : 宏川 露之[00:01.00] 作曲 : ein himinn[00:17:62]交差点 渡りきれずに信号が変わって[00:21:07]動けないまま座り込んでしまった[00:23:49]そんなふうにまるで救いようのない[00:26:08]ほころびだらけの人生だった[00:29:63]過ぎ去った日々の中に少しでも[00:32:11]意味があったと言える瞬間を探して[00:35:19]繋ぎ合わせてみてもできあがるのは[00:37:58]語る価値もない フィクションだけだ[00:52:23]嘆いたり 投げ出したりばかりで[00:54:72]何も分からない 何も変わらない 何もかもいらない[00:58:30]そう口にするたびに なんとなく痛む胸に 吸い込んだ息を送って[01:03:80]ただ この命を薄めて生きてきた[01:06:81]いつ失くしてしまってもいいように[01:09:21]気づけば 私の手から吹き飛んでしまうほど軽く[01:12:41]曇る空に紛れ込んでしまうほど淡く[01:15:55]でも、君と過ごした短い季節を[01:21:12]思い出す夜だけは 抱きしめたまま[01:26:76]咲いたはずの桜が 長雨の最後に 散り積もっていく 一夜分の命に[01:38:24]壊れかけてた傘が 私の代わりに 濡れそぼっていく 一夜分の命に[02:01:36]君と私に 降り続く雨が やがて死にゆく二人のために[02:12:81]たった一夜の命のために 泣いてくれているみたいだ[02:24:83]ずっと嘘をつくのが嫌いだった[02:28:05]本当のことを話すのはもっと苦手なのに[02:31:37]どこにも行けないような気がした[02:33:78]どこにも居場所なんてないのに[02:36:49]生きる意味なんて何もなかった[02:39:13]それなのに失くしてしまった気がした[02:42:05]どうせ簡単に終わる命のはずだったのに[02:45:63]私を見つけたのが君でよかった
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