死んでしまったんだ - 椎乃味醂.mp3

死んでしまったんだ - 椎乃味醂.mp3
[00:00.00] 编曲 : 椎乃味醂 [00:...
[00:00.00] 编曲 : 椎乃味醂
[00:01.00] 作词 : 椎乃味醂
[00:02.00] 作曲 : 椎乃味醂
[00:11.68] 往々にし取々見かけを嗅ぎ分け
[00:14.13] 待ちかねたる触りの良い目の前の
[00:15.77] 甘味に溺れ痛い話には耳も傾けない
[00:18.10] 大人気(おとなげ)ないその妄想
[00:19.64] すら大人気(だいにんき)になる状況、その動向
[00:21.97] この然々(しかじか)全部が気持ち悪い
[00:23.78] ったらありゃしないんですわ、笑
[00:25.40] 君にとってはこれが「本当」で
[00:27.24] 他は嘘ですか
[00:28.21] それで満たされるんなら
[00:29.41] そこに溺れてくのもいいけどさ
[00:31.32] だけれど、どこまでいってもそれは君の
[00:33.43] 吸い上げた記号でできた物語
[00:35.09] 君の君による君のための詞書
[00:36.54] そういった構造を
[00:38.57] 弁えられないのに いつの間にか
[00:41.57] 周りの言葉が 誰かの物語に置き換わって
[00:46.96] 「事実」は死んでしまったんだ
[01:01.45] 死んでしまったんだ。
[01:14.85] 死んでしまったんだ。
[01:25.95] 情報さえ余す所なくキャピタリズム
[01:30.41] の対象と化したこの現代は
[01:31.87] 見えたものだけが全てじゃないが
[01:33.69] 見えていないものには価値がない
[01:35.11] らしい構造、から積み上がっていく口上、その情動、
[01:38.13] 自分に責任すら持てないなら、いい加減黙っとけや、笑
[01:41.54] 唯々、低いリテラシー
[01:42.93] そこに機械語が歩道を整理し
[01:44.39] 繋がったその先は正義心や
[01:46.24] 嫉妬心がのさばるチェンバー
[01:47.80] そのベンダーに狭められた
[01:49.30] 創造性に気づかないまま
[01:50.71] 考えたつもりになっていた人たちが
[01:52.62] この国を壊していた。嗚呼。
[01:54.52] もしもコウモリの感情や、
[01:55.82] どこでもないところからの眺めに、
[01:57.34] 本当に僕らが触れられたのなら、
[01:58.93] どんなによかったでしょうか。
[02:00.48] 事実と意見の境界線が、
[02:01.96] 曖昧になっていくその上で、
[02:03.43] できた解像度の低い何かが、
[02:05.40] エンターテインメントとして消費されている。
[02:07.43] クオリアの私秘性が、
[02:08.45] 情報の非対称性が、
[02:09.52] その隙間を埋める想像と推測が、
[02:11.14] わたしとあなたの間をねじ込んでいく。
[02:13.74] そういったものが、日常の生活や、
[02:15.32] 公共の電波や、色々なところに溶け込んで、
[02:17.49] 今日も邪魔をしている。
[02:18.95] そういった構造を
[02:20.08] 弁えられないのに
[02:22.38] いつの間にか
[02:23.39] 平然な顔をして
[02:25.55] ただ流れるまま暮らしている
[02:28.23] 「ぼくら」は死んでしまったんだ。
[02:31.32] 死んでしまったんだ。
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