グリグリメガネと月光虫 - Hanasaki/油纸君.mp3

グリグリメガネと月光虫 - Hanasaki/油纸君.mp3
[00:00.000] [00:20.730]真昼...
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[00:20.730]真昼の月へと
[00:23.540]浮かび上がった
[00:26.120]真っ白に光る月光蟲
[00:31.460]「こころを一房噛みちぎって、届けに行くのだ。」
[00:39.580]と、いうのです。
[00:42.190]グリグリメガネの郵便屋は
[00:47.480]「おれが伝える。」
[00:50.250]と声をかけた
[00:52.790]でも、ひらり
[00:54.790]飛んでったそのあとには
[00:58.070]椨(たぶ)の灰が残るだけでした。
[01:03.460]煙が、また消えた
[01:14.280]大人に、ならないんだナァ…
[01:24.640]響いた想いが、夜を撫でた。
[01:29.890]言葉に成れないまま
[01:32.950]土に染みて消えるような想いが、音を立てた。
[01:40.570]思い出せるように。
[01:46.050]唄え、踊れ、
[02:04.760]唄え、踊れ、
[02:07.430]泣いたりはしないぜ
[02:10.180]聞こえるだろう?
[02:12.720]戻るつもりは…ないか。
[02:15.650]唄え、踊れ、
[02:18.170]目を伏せたくらいじゃあ
[02:20.820]隠せないんだナァ…。
[02:26.160]やがて、想いは滲んだようだ。
[02:31.160]夜をかきわけて、赤い火が灯ったら
[02:36.060]せめてほら、響け
[02:39.290]また今日が来ても思い出せるように
[02:44.710]響いた想いが、夜を撫でた
[02:49.490]言葉に成れないまま、
[02:52.570]土に染みて消えるような想いが、音を立てた。
[03:00.640]思い出せるように。
[03:04.890]その日を超えられるように。
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