線香花火とミーちゃん (女性ボーカル_ver.5) - a.T.mp3
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[00:00.00] 作词 : a.T[00:01.00] 作曲 : a.T[00:15.54]出来なかったままの[00:19.46]線香花火をするはずだった[00:24.47]日暮れが早くなった 小さな庭[00:32.40]私の浴衣姿を見て[00:36.52]「綺麗だね」って はにかんだ君が[00:41.74]草の間に 白い子猫を見つけた…[00:48.88]「ミーちゃん」って 君がつけた優しい名前[00:58.07]手のひらで ミルクを飲ませてた君[01:06.63]「3人で暮らそうな」って 笑ってた[01:11.85]言葉も笑顔も 永遠に続くと[01:17.06]当たり前に信じてた[01:21.04]あの日の夕立みたいに 全ては突然で…[01:29.62]けたたましいサイレンが 日常を奪っていった[01:37.49]「また明日」って言ったじゃない どうして…[01:45.06]交わしたばかりの約束も 君は守らなかった…[01:54.49]空っぽになった隣 広すぎるこの部屋[02:03.20]君が着ていたシャツの匂いを まだ探してしまう[02:11.44]静寂から引き戻すように 足元でミーがなく[02:19.98]そうだった…君が残してくれた宝物 この子がいた[02:30.93]ひとりで灯す 残りの線香花火[02:39.60]パチパチ音立てて 寂しさが燃えていく[02:48.09]「行かないで」って言葉は 煙と一緒に消えた[02:56.55]膝の上に 小さな温もりが…[03:00.82]震える火花を ミーが見つめてた…[03:07.49]うろこ雲が広がる 高い空の九月[03:15.93]クローゼットの奥から 長袖を引っ張り出す[03:24.58]季節は待ってくれない 容赦なく過ぎてく[03:33.24]思い出に浸るには 少しだけ肌寒い[03:41.67]ゴロゴロと喉を鳴らして 寄り添って眠るミー[03:50.04]あ、ごめん… お前がいたね ミーちゃん[03:58.64]君が残してくれた 泣き虫な宝物[04:07.13]心の隙間をそっと 埋めてくれるように[04:15.89]ひとりで灯すはずの 最後の線香花火[04:24.47]隣にはミーが ちゃんと座ってる[04:32.48]「さよなら」は言えないまま 夏は終わったけど[04:41.34]「ありがとう」って呟いた…[04:47.96]秋風の夜[04:52.47]この子と明日へ なんとか歩いていけそう[05:01.07]「ありがとう」って呟いた…
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