零した光 (feat. 鏡音リン) - 灯遠/鏡音リン.mp3
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[00:23.036]夕日が遠く沈んだ 街を焼き尽くすような茜色[00:27.691]このまま全て終わっても 別に構わない そんな気がしていた[00:42.801]街を全て見下ろした 一番高い塔の上から[00:48.300]吸い込まれるような街並みと 遠くに見える海の音を聞いた[00:55.520]生まれた街の灯もきっと こんな優しい光だった[01:04.866]いつからか僕らは それさえ忘れてしまった[01:12.719]冷めた頭を流れるように 思考はとめどなく巡った[01:22.780]いつか零した光をまだ どこか探さずにいられないでいた[01:41.558]夜の帷が下りても 街はまだ眠らないままで[01:46.579]誰かが溢した溜め息や 孤独を糧に蠢いている[01:51.614]街を見下ろす鉄塔が 雲の上で輝いている[01:56.799]首が痛くなるほど見上げた 手が届くと信じていた[02:01.243]枯れた声で未来を叫んだ 視界はどこまでも暗かった[02:11.213]迷いも不安も僕の全部 その音で掻き消してほしかった[02:41.134]置いてきたもの全て いらない訳ではなかったけれど[02:51.566]何も持たない方が 高く高く飛べるような気がしたんだ[03:02.644]冷めた頭を流れるように 思考はとめどなく巡った[03:12.522]いつか零した光はまだ 僕の足元で瞬いていた[03:22.707]錆びた弦で過去を鳴らした 光はまだ手の中にないけど[03:32.737]溢れた水が戻らぬように いつか全て失ったとしても
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