終電は新月の駅を通り過ぎる(末班车 驶过新月车站) - 京.mp3
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[00:00.000] 作词 : 京[00:01.000] 作曲 : 京[00:02.000] 编曲 : 京[00:18.548]プラスチックの 冷たさに 沈む[00:21.436]ネクタイ歪む 鏡の 沼[00:23.530]スマホ光る 宙舞う 塵の泡[00:26.452]「次は…」アナウンスが 掠れて 消える[00:28.993][00:29.166]「新月の駅」と 響いて 未知の駅[00:31.389]ドア開く 冷気が 渦巻く[00:33.544]月なき ホームの 足元[00:35.576]影が 紙になる 前兆[00:37.995][00:38.386]終電は 新月の駅を 通り過ぎる[00:42.508]降りた影 紙ひらり 舞い上がる[00:46.924]名前も 記憶も 風にふわり[00:51.940]光のない 改札に 吸い込まれる[00:56.707]終電は 新月の駅を 通り過ぎる[01:01.416]スーツの男 千羽鶴に 変わる[01:06.257]赤いヒール 新聞の 見出しになる[01:11.501]消印なき はがき散る 虚空へ[01:15.601][01:16.550]微かなざらつき ひらり舞い かすかにひび割れ[01:21.574]折り目 のびて さらりと流れる[01:25.317][01:25.699]ベンチの砂時計 こぼれる 星屑[01:28.099]ガラス天井 砕ける ダイヤモンド[01:30.605]「発車します」 声が歪む 水中[01:32.954]窓に映る 私の 折り目[01:35.300][01:35.636]つり革揺れ 銀鱗が きらめき[01:37.844]「お帰り」 鰭のような 手がゆらめく[01:40.333]現実なら なぜ鰓が 疼く[01:42.428]空気が 水圧に 変わる[01:44.419][01:44.657]終電は 新月の駅を 通り過ぎる[01:48.779]降りない私 皮膚が透け 透明に[01:53.492]指先も 繊維も するりと剥がれ[01:58.407]コピー紙が ふるえて 漂う[02:03.100]終電は 新月の駅を 通り過ぎる[02:07.781]全ドア 歪み溶け出す[02:11.552]乗客の 姿も 定めも[02:17.464]紙の蝶となり ひらり 無重力へ[02:21.819][02:22.111]コンクリートの駅 水槽へ ゆっくり[02:26.612]改札機 クラゲ ゆらめき[02:30.624]発光魚 月の代わりに きらきらと[02:37.023]Fade-out station... welcome home[02:43.926][03:19.578]終電は 新月の駅を 通り過ぎる[03:23.969]鉄骨の森 ゆらゆら 揺れる[03:28.387]名前も 記憶も 風にふわり[03:33.494]無重力の 海原 漂う[03:38.375]終電は 新月の駅を 通り過ぎる[03:43.266]乗客全員 紙の蝶[03:46.673]波の間を ヒラリヒラリ 舞い[03:48.020]遠くクジラ 歌う 深く[03:55.084][03:56.983]脈打つ[04:01.852]漂い[04:04.885]ふと[04:07.885]...
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