麻冬ちゃんと童話の国 - 春野杏/和氣あず未.mp3
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[00:02.589]冬:講義が早く終わったから[00:04.982]冬:バイト入るまで少し時間ができたわね[00:07.914]冬:いつものカフェでちょっと時間つぶしていこうかしら。[00:12.689][00:15.089]冬:今日の店員新入りだったわね[00:17.993]冬:ブラックを頼んだ私に甘えの進めてきて[00:22.446]冬:さてと 空いてる席を あら?[00:27.791]夏:あ 麻冬さん![00:29.651]冬:あなたも来てたのね[00:31.504]夏:うん バイトまで時間あるからお茶して効果なんて思って[00:35.500]冬:私と一緒ね[00:37.360][00:39.750]夏:麻冬さん やっぱりブラックなっだ[00:44.008]冬:へ ことコーヒーのトールサイズよ![00:46.936]冬:しようとじゃなくて トールね[00:49.590]夏:そここだわるんだ[00:51.720]冬:あなたは カフェオレ[00:54.099]夏:うん 違うよ これもブラック大人の味の[00:58.097]冬:あら でも[00:59.691]夏:逃げからミルクとお砂糖をたっぷり入れちゃったけど[01:03.400]冬:もうブラックでも大人の味でもないじゃない![01:07.121]夏:うひひひ~[01:09.500][01:11.387]夏:ねぇ 麻冬さん[01:13.182]夏:実はちょっと相談があるんだけど[01:17.727]夏:もう なんでいきなりチョップだの[01:22.493]冬:どうせまたゲームばっかりしてて[01:24.630]冬:テスト赤点取りそうだから何とかしてとかでしょ?[01:28.382]夏:違うよ 確かにゲームばっかしてるけど[01:32.107]夏:今回はそれとは別[01:33.969]冬:ゲームばっかりしてるのは事実なのね[01:37.154]冬:まあそれはそれとして[01:39.327]冬:じゃあ相談っていうのは何かしら[01:41.744]夏:う 今度文化祭でうちのクラス劇をやることになったんだ[01:47.050]夏:けど どんな劇をするのかみんなアイディア浮かばなくて[01:51.848]冬:なるほど そういうこと[01:54.245]夏:ねぇ麻冬さん なんかいい案内[01:57.162]冬:そうね 個展をやるなら定番のシェークスピアとこだけど[02:02.197]夏:シェイクスピア それってあのロミオとジュリエットとかの[02:07.811]冬:ゲームばっかりしてても それぐらいは知ってるのね[02:11.025]夏:あれって ほら こういうのでしょう[02:15.011]ジュリエット(冬):I love you あなたはどうしてlove youなの[02:19.793]冬:待ちなさい なんで私がジュリエットなの?しかも仕事モードにじゃない[02:24.570]夏:いや 似合うかなぁと思って[02:27.766]冬:似合わないわよ[02:29.359]冬:ジュリエットなら 苺香の方が[02:33.264]ジュリエット(苺):あ ロミオ様 ロミオ様[02:36.717]ジュリエット(苺):なぜあなたはロミオ様でいらっしゃいますの[02:40.443]夏:ああ たしかに苺香ちゃんの方がイメージ合うかも[02:45.766]冬:でしょ[02:46.829]夏:苺香ちゃんがジュリエットってことは ロミオは[02:50.830]冬:店長かしらね[02:54.041]店:お言葉通りに頂戴いたしましょう[02:56.956]店:ただ一言 私は恋人と呼んでください[03:01.470]店:さすれば 新しく生まれ変わったもっと当然[03:04.922]店:今日からはもうロミオではなくなります[03:10.249]冬:思った以上にウザくなったわね[03:13.164]冬:シェークスピアに謝りたいは[03:15.024]夏:あはは だよね[03:17.407]冬:文化祭でやる劇なら[03:20.595]冬:童話をアレンジしてという手もあるわね[03:23.787]夏:童話て 昔々あるところにっていう感じの[03:28.571]冬:え 大抵の童話は構造がシンプルでわかりやすいし[03:32.868]冬:誰もが知っているのはアレンジすることで[03:35.786]冬:パロディとしての面白さも出せるは[03:38.186]冬:短いストーリーを書かなきゃならないのに[03:40.844]冬:何も思いつかないときには[03:42.985]冬:有効な主題よ[03:44.570]夏:麻冬さん書いてる人の本音が漏れてない[03:47.496]冬:そこは気にしないで頂戴[03:49.547]夏:じゃ童話をアレンジするとして[03:51.952]夏:どんなふによればいいのかなぁ[03:54.070]冬:そうね 例えば赤ずきんだと[03:57.005][03:59.398]冬:昔々あるところに[04:01.252]冬:赤い頭巾がとても似合うので[04:03.646]冬:赤ずきんと呼ばれていた女の子がいました[04:07.105]お母さん(羽):赤ずきんや病気で寝込んでいるおばあさんのお見舞いに行ってきてちょうだい[04:12.435]赤ずきん(冬):はい お母様[04:14.021]お母さん(羽):このバスケットにおばあさんの大好きな月型せんべいと[04:19.833]お母さん(羽):熱い日本茶隠しを詰めた水筒入れておくから[04:24.063]お母さん(羽):持って行くのよ[04:25.406]赤ずきん(冬):はい[04:26.723]お母さん(羽):いい おばあさんの家へ行く途中の森には[04:30.445]お母さん(羽):怖いオオカミがいるから寄り道をしてはいけませんよ[04:34.975]赤ずきん(冬):わかったわ お母さん[04:36.580]赤ずきん(冬):私 寄り道しないでおばあさんのお見舞いに行くは[04:41.089]冬:そういった赤ずきんでしたが[04:43.484]冬:いざ森に来ると 約束したことも忘れ[04:47.198]冬:寄り道してお花を摘んでしまいました[04:50.346]赤ずきん(冬):はい すっきりした[04:53.274]冬:お花を摘んだ赤ずきんがすっきりしていた頃[04:56.736]冬:おばあさんは金髪の狼通常勤労に食べられようとしていました[05:01.787]狼(店):ガルル パケットさせていただきますよ[05:06.302]おばあさん(照):ちょっと待ってください[05:08.159]おばあさん(照):かわいいこの僕があろうことかおばあさんやもらって[05:12.682]おばあさん(照):絶対認めませんよ あちょっと来てなく うあああ[05:19.273]冬:一方 赤ずきんはそんなことも知らずに[05:22.469]冬:ルンルン気分でおばあさんの家へと向かっていました[05:26.198]赤ずきん(冬):ルンララルンララルンラララ[05:30.445]赤ずきん(冬):はぁ やっとおばあさんの宛についたは[05:34.420]冬:赤ずきんのこともパクッとしようと考えたオオカミが[05:38.944]冬:おばあさんに化けて待ち構えているとも知らずに[05:42.420]冬:赤ずきんは家の中へと入っていきました[05:45.911]赤ずきん(冬):こんにちは おばあさん[05:48.038]赤ずきん(冬):お見舞いに来たんだけど具合はいかが[05:51.251]狼(店):おや 来てくれた子赤ずきん[05:55.519]赤ずきん(冬):なんだかいつものおばあさんの声と違うみたい[05:59.750]赤ずきん(冬):もしかして ご病気のせい[06:02.670]狼(店):そうだよ それで喉の調子が悪くてね[06:09.865]赤ずきん(冬):ね おばあさん おばあさんの髪ってそんなにキラキラしてとかしら[06:15.188]赤ずきん(冬):それもご病気のせい[06:17.564]冬:にする とおばあさんに化けた狼が言いました[06:21.576]狼(店):白髪隠しに染めたんだよ[06:24.500]冬:それなら前髪に紫のメッシュを入れればいいのに[06:28.492]冬:と思いましたが 赤ずきんは言わずにおきました[06:32.208]冬:それよりも気になることがあったからです[06:35.404]赤ずきん(冬):ね おばあさん おばあさんの目ってそんなに充血してかしら[06:40.740]赤ずきん(冬):なんだか怖いは[06:42.601]狼(店):怖がる方は ないよ[06:45.021]狼(店):昨日夜中までアニメを見ていて寝不足なだけだから[06:50.357]冬:もっと有益なことに時間を使えばいいのに[06:54.546]冬:と思いましたが 赤ずきんはそれも言わずにおきました[06:58.540]冬:それよりも気になることがまだあったからです[07:02.279]赤ずきん(冬):ね おばあさん おばあさんの奥地ってそんなに大きかったかしら[07:07.839]冬:これにはおばあさんは何故か口を閉ざして答えてくれませんでした[07:13.707]冬:焦れた赤ずきんはもう一度聞きました[07:17.685]赤ずきん(冬):おばあさん おばあさんの口は どうしてそんなに大きいの[07:22.730]狼(店):それはに赤ずきん お前のパケットするためです[07:30.384]赤ずきん(冬):ためっててオオカミさん怖い[07:32.769]赤ずきん(冬):これからこれ使うね[07:35.433]狼(店):え?[07:38.052]冬:赤ずきんが準備怠りなく用意していた防犯ブザーを鳴らすと[07:42.562]冬:すぐに通りかかった狩人が飛び込んできました[07:46.300]狩人(秋):うえ どうした[07:48.373]赤ずきん(冬):うええええ 狼さんか[07:51.559]赤ずきん(冬):狼さんかひどいことしのようするのは[07:55.297]狩人(秋):なに このロリコン野郎 精一杯してからだ[08:02.195][08:05.595]冬:なんて感じかしらね[08:07.449]夏:おお なるほど[08:09.839]冬:後 シンデレラなんかもいいかもね[08:15.318]冬:昔々 あるところにシンデレラと呼ばれていた娘がおりました[08:20.355]冬:シンデレラはたいそう美しい娘でしたが[08:24.076]冬:そのせいか継母と二人の姉にひどくいじめられていました[08:28.864]継母(苺):何をしているのです[08:33.415]シンデレラ(冬):あの 床掃除よ[08:36.341]継母(苺):なら なぜモップを使っているのですが[08:40.059]継母(苺):床を磨くなら下に決まってるでしょ[08:44.243]冬:これにはシンデレラのみならず[08:46.914]冬:二人の姉たちもビビりまくりです[08:49.307]长女(羽):この継母ちょっと怖すぎないですか[08:53.825]次女(照):あらぽんされなくてもチビりそうです[08:57.542]継母(苺):何をぐずぐずしているのです[09:01.267]継母(苺):今夜お城で舞踏会があるから今から出かけますよ[09:05.523]次女(照):イエス マム[09:06.851]长女(羽):私は締め切りが近いんで舞踏会より家で原稿書いてたいんですけど[09:11.124]长女(羽):逆らわないほうが良さそうですね[09:14.798]冬:こうして 継母と二人の姉たちは[09:18.262]冬:お城の舞踏会へと出かけて行きました[09:21.179]シンデレラ(冬):は いいな お姉さまたちは舞踏会に連れていった問題って[09:27.544]冬:一人取り残されしょんぼりしていたところに[09:31.258]冬:親切な魔法使いが現れました[09:33.602]魔法使(秋):何で俺が魔法使い役なんだよ?[09:36.781]冬:三十歳を迎えた頃にはそうなりそうだからです[09:40.233]魔法使(秋):うるせよ[09:41.557]冬:まあ それはさておき[09:42.891]冬:親切な魔法使いの魔法で[09:45.288]冬:ドレスや馬車を出してもらったシンデレラは美しく来たり[09:49.493]冬:舞踏会へと向かうことになりました[09:52.446]シンデレラ(冬):はい 魔法使いさんありがとう[09:56.146]魔法使(秋):喜ぶのは いいけど忘れんなよ[09:58.533]魔法使(秋):この魔法は今夜十二時を過ぎると溶けちまう[10:02.523]魔法使(秋):どんなに楽しくてもそれまでには帰ってくるんだぞ[10:05.982]シンデレラ(冬):はい[10:07.568]冬:と よゐこの返事をしてからシンデレラは馬車に乗ってお城へとやってきました[10:13.961]シンデレラ(冬):ああ これが舞踏会[10:18.209]冬:新んでられて取って そこは夢の世界のようでした[10:22.463]冬:キラキラと目を輝かせるシンデレラに目を留めたのは[10:27.773]冬:なんと後の王子様でした[10:30.429]王子(店):美しいお嬢さん 私と踊っていただけませんか?[10:36.798]シンデレラ(冬):はい 喜んで[10:38.669]次女(照):くくくくく 可愛い僕を差し置いて甘党疲れを取るなんて う う[10:47.705]长女(羽):けど身長差カップルいいですね いろいろネタが浮かぶそうです[10:53.813]冬:王子と踊るシンデレラは 魔法使いの言いつけも忘れ[10:58.597]冬:楽しい時を過ごしました[11:00.463]冬:ふと気がつくと戒め 十二時の鐘がなろうとしています[11:05.778]シンデレラ(冬):大変私も帰らなくちゃ[11:09.166]王子(店):もう 待ってください[11:11.303]冬:引きとめようとする王子を振り切って[11:14.221]冬:シンデレラは駆け出しました[11:16.345]冬:ちょうど後ろから出たとき 十二時の鐘が鳴り[11:20.865]冬:魔法が解けたシンデレラは[11:22.992]冬:下のみすぼらしい姿へと戻ってしまいました[11:28.793]王子(店):の あの美しいお嬢さんはどこのどなたなのでしょう?[11:34.125]王子(店):私のハートはもうあの人の虜です[11:40.181]冬:シンデレラのことは忘れられない王子は[11:42.842]冬:名前も告げずに去ってしまった彼女は[11:45.437]冬:探すことにしました[11:48.022]冬:シンデレラがお城を去るときに落としていったガラスの靴を持って家々を回り[11:54.915]冬:それが足にピタリと合う少女を突き止めようとしたのです[11:58.903]冬:そしてとうとう ガラスの靴を携えた王子は[12:03.443]冬:シンデレラの家へとやってきました[12:06.361]王子(店):さあ お嬢さん方 このガラスの靴を履いてみてください[12:12.485]王子(店):ぴったり合った人が私の Sweet Heartです[12:17.006]シンデレラ(冬):うあ 王子様って女の子が落としていったものを手がかりに[12:21.788]シンデレラ(冬):いるから突き止めようとしてるので[12:24.715]シンデレラ(冬):つまりストーカーね[12:26.571]王子(店):え?[12:27.377]シンデレラ(冬):もしもし警察ですが[12:29.481]王子(店):ひゃくとばんはやめてください[12:32.136][12:34.203]夏:あはははは 何それ 台無し[12:38.451]冬:まあ こういうアレンジもあるってことよ[12:41.631]冬:あら そろそろバイトの時間で 行きましょうか[12:46.681]夏:ああ 結局文化祭の劇のアイディアは浮かばなかったなぁ[12:52.003]夏:でも 麻冬さんとお茶して楽しかったからいいか[12:57.050]冬:で 別に 私もそうだなんて思ってないんだからね[13:01.309]夏:何でツンデレ?[13:03.177]冬:あなたの真似をしただけよ
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