LRC歌词下载
[00:11.26]薄い心臓の襞をめくり[00:22.07]吹き寄す哀しい遠音（とおと）の残響[00:33.73]街は幸（さきわ）う魂流し[00:39.02]幾千の灯りが舞う[00:44.68]淡く洩る光の尾に縋り付いて[00:50.33]宵に浚われどれほど澪標[00:55.84]掬い救えどもあえかなこの指の[01:01.45]隙間からまた命が零れてく[01:19.18]祭は囃し立てり[01:24.62]月は東に日は西に[01:30.06]入相戯（ざ）れた兄弟（けいてい） 夜は骸[01:35.66]泡沫（うたかた）より軽く儚い[01:44.30]淡く洩る光の尾を見送りて[01:49.76]独り旧い傷を雪（そそ）ぐ岩清水[01:55.52]掬い救えどもあえかなこの指の[02:01.03]隙間からまた命が零れてく[02:07.15]恒河沙ほど不幸に穿たれて[02:12.39]肺を漏る希望を離せるか[02:18.20]呼吸はうねり幾千の灯を揺らす[02:30.69]流る魂 行方に逆巻いて[02:36.13]帰れ帰れと手を引く才の華[02:41.63]掬い零せどあえかなこの指の先にまだ命が掴めるか[02:53.31]嗚呼 夜は骸――